ここでは、オストメイト対応トイレについて説明します。
色々な病気や障害などが原因で、手術によって腹部につくられた便や尿の排泄口を人口膀胱、人工肛門といいます。
その人口膀胱、人工肛門の排泄口(ストーマー)の保有者を『オストメイト』と呼びます。
オストメイトは、自分の便や尿をコントロールできないため、排泄物を受ける袋(パウチ)が必要となります。
オストメイトは、パウチに貯めた排泄物を捨てなければなりません。
そして、ストーマーやパウチを洗います。
そのとき、一般的なトイレではとても洗いにくく、水では汚れは落としにくいです。
そこで、オストメイト対応トイレというものが必要となります。
オストメイト対応トイレには、種類がいくつかあります。
洋式便器の便座下部にノズルが設置されていて、ボタンを押すと水が出てくる。
未使用時には水タンクの横にホース付のノズルが設置されていて、 使用時に取り外して水タンクの前面(便器の上部)に固定して使用する。
汚物流しと混合水栓又は水栓が設置されている。
上記の洗浄流しにハンドシャワーが設置されている。